【初心者のための骨董・古美術用語シリーズ!】

こんにちは! 初心者大歓迎の《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションです。

美術品、骨董品の基本用語について、不定期にご紹介しています。今回は、浮世絵の種類について、まとめてみました。ご参照ください。

【役者絵:やくしゃえ】

江戸時代に老若男女を問わず、町人から武士まで夢中になるほどの人気を誇った娯楽が〈歌舞伎〉です。浮世絵も歌舞伎人気と連動して、〈役者絵〉が大量に制作されるようになり、最も人気のあるジャンルになりました。

→歌川国貞・「誠忠義士伝」は「大高源吾忠雄 河原崎権十郎」

誠忠義士伝」は「大高源吾忠雄 河原崎権十郎」

【武者絵:むしゃえ】

歴史上有名な英雄や武将、物語に登場する豪傑を描いた作品ジャンル。江戸後期に売り出した、歌川国芳の武者絵は、臨場感が高く人気がありました。江戸時代には、織田信長・豊臣秀吉の時代とそれ以後の武将を描くことは、幕府から禁止されていました。

→歌川国芳・「源平盛衰記」「加賀国安宅合戦」

「源平盛衰記」「加賀国安宅合戦」

【物語絵:ものがたりえ】

日本や中国の歴史や古典を題材に、勇猛な武者よりも物語にフォーカスされた作品。平安時代に書かれた「源氏物語」の一場面を描いた歌川広重のシリーズなどがある。

→歌川国貞・「阿漕の平次」

阿漕の平次」

【名所絵:めいしょえ】

江戸時代には、江戸と各地を結ぶ街道が整ってきました。街道沿いに宿場ができ、長旅をする人が増えると、お土産の需要ができ、それに応えて名所を描いた浮世絵が描かれるようになったようです。

→歌川広重・「両国大花火」

両国大花火」

【相撲絵:すもうえ】

相撲も江戸時代に人気の高かった娯楽のひとつです。相撲人気に合わせて、多くの相撲絵が制作されました。

→月岡芳年・「新撰東錦絵」「神明相撲闘争之図」

「新撰東錦絵」「神明相撲闘争之図」 サムライオークションは、美術品・骨董品ビギナーを応援しています!

掛け軸を2倍楽しむために知っておきたいこと

こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフ井戸です。

掛け軸を見るとき、当然ですが中心に描かれている絵や書の部分に注目して鑑賞しますよね。

掛け軸において、絵画や書の部分は「本紙」と呼ばれます。その「本紙」を引き立てるのも殺すのも「表具」にかかっていると言っても過言ではありません。

「表具」とは?

「表具」とは、絵画や書を鑑賞や保存に適した状態にするために補強する布地のことです。掛け軸は縦に長いということが真っ先に思い浮かびますが、一枚の長い紙になっているわけではありません。実際の絵画や書が描かれている本紙の下に貼る布の台紙のようなもの、すなわち「表具」に貼られているから掛け軸は縦に長いのです。

どんな「表具」が良いの?

良い表具であるには、「本紙を引き立てるが、本紙より主張し過ぎない」ということが重要です。本紙と表具の組み合わせにはセンスが必要です。

例えば、

・本紙と同色系の表具は、本紙を大きく見せる

・本紙と異なる系統の色の表具は、本紙を引き締しめる

といった具合に、組み合わせ次第で作品の雰囲気をガラッと変えることができます。

また、遠くから見たときには目を引くような存在感を出しつつ、近くで見るときには作品に集中できる、という絶妙なバランスであることが掛け軸の価値に表れてきます。

まとめ

掛け軸は「表具」を含めてひとつの作品であり、その良し悪しで作品はまったく違ったものになります。掛け軸を鑑賞するときには是非、本紙だけではなく「表具」の奥深さまで楽しんでみてください。

【自らの意志で創り出すのがアート】

こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションです。

まだ相変わらずのコロナ禍で、世の中一色です。サムライオークションのオフィスがある上野周辺も、アメ横をはじめ人通りが極端に減っています。

医療崩壊の危機が叫ばれ、医療資材の不足も深刻ですが、そんな中、手作りのマスクや防護用フェイスシールドが、SNSなどさまざまなメディアで紹介されています。本格的なもの、ユニークなもの、素材もデザインもさまざまありますが、これらを見ていると人の想像力・創造力の豊かさについて、改めて感動します。

そう言えば、artの語源は、ラテン語のars(アルス)にあり、その言葉はギリシャ語のtechn(テクネー)に相当します。technは、英語のtechnique(テクニック)で日本語では〈技術〉ですね。このことから〈芸術〉と〈技術〉という言葉には、同じルーツがあるということがわかります。

〈芸術〉も〈技術〉も、〈創り出す〉という本質は同じ。それでは、それぞれの行為者を〈芸術家〉と〈職人〉に置き換えてみましょう。〈芸術〉という概念が確立するまで、ヨーロッパで〈画家〉は〈職人〉としてリスペクトされる存在でした。レオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロなどは、いかにも職人ぽいですね。

現在の感覚で考えると〈芸術家〉つまり、ファインアートを創作する人は、内発的な表現欲求から、創作活動をしている人、というイメージになります。それに対して〈職人〉は、依頼者の求めに応じて、仕事(創作)をするという印象です。

でも〈芸術家〉でも、お客さんからの依頼で創作をすることもありますし、〈職人〉だって、誰から頼まれたわけでもなく、自分の気の向くままに作品を創ることもあるでしょう。

言葉の定義付けにはそれほどの意味はなく、思うに、心の中に自然にわき起こった欲求から何かを創る時、全ての人は自由であり、それは幸福な状態だということ。これなら皆さんにも同意していただけるのではないでしょうか。小さなお子さんが夢中でお絵かきしているのを見ると、なぜかこちらも元気になります。 困っている人のために、マスクやシールドを創る人の姿に、創作活動・芸術の原点を感じました。自ら創りだす人も、作品も楽しむ人も、サムライオークションは、ウェルカムです!

美術品をネットオークションに出品するメリット

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美術品を売りたいけど、

・業者に適正な価格で買い取ってもらえるか不安で踏み出せない

・自分の納得する価格で売りたい

・それほど急いで売りたいわけではない

・骨董市などに出品するのは面倒

という方、ネットオークションに出品してみませんか?

美術品は主に古物商のプロ同士で取引が行われますが、古物商許可を取得していれば一般の方でも出品可能なのがネットオークションです。そんなネットオークションにはどんなメリットがあるか見ていきましょう。

場所を気にする必要がない

取引はインターネット上で行われるため、お店を構えて商品を並べて展示する必要はありません。実店舗の場合はその場所に足を運んでもらわないとお客様に見てもらえませんが、キレイに撮った写真と商品の詳しい説明があれば、サイト内にいくらでも商品を出品しておくことができます。

時間を気にする必要がないため、 不特定多数の人に見てもらうことができる

骨董市などの場合、出品したくてもタイミング良く開催していない可能性がありますが、ネットオークションなら思い立ったらすぐ出品することができます。また、参加者側は24時間いつでもネットオークションのサイトに訪れることができます。インターネット上にページがあると何かのきっかけで人の目に触れやすくなるので、地球の裏側の思わぬところから入札参加者が現れるかもしれません。

まとめ

以上のように、インターネットでのオークションは大きな可能性を秘めています。美術品を売ろうか迷っている方は、とりあえず試しにいくつか出品してみてはいかがでしょうか。

【文化を学ぶこと、絵画を楽しむこと】

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2日前の日曜日、4月12日は今年のイースター(復活祭)でした。欧米のクリスチャンにとってはとても大切な日ですが、日本人にはピンと来ませんよね。でも、イースター前の金曜日(グッド・フライデー)は、欧米では金融市場も閉まりますし、国や地域によって期間は異なるものの、キリスト教文化圏では《イースター休暇》は必ずあるようです。

イースターは、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが3日目に復活したことを記念するお祭りです。その日は〈春分の日の後の最初の満月の次の日曜日〉と決められているため、毎年日付が変わる移動祝祭日。世界中でさまざまな行事が行われます。

イースター前の金曜日は、キリストが処刑された日なのに、なぜグッド・フライデーなのか? これは、キリストが人類の罪を背負って自らを捧げることにより、人類が救われたため、という理由。なるほどですね。

そして《ホーリー・サーズデー》と呼ばれるイースター前の木曜日。処刑日前日のこの日は、キリストにとって最後の日。この日の夕食が、数々の名画を生み出すモチーフとなった《最後の晩餐》です。

その《最後の晩餐》の中にもストーリーがあり、そのストーリーには宗教的な教え(学び)が含まれています。レオナルド・ダ・ビンチの作品が最も高く評価されているポイントの一つは、そのストーリー描写の正確性とリアリティ。つまり、ダビンチがこの画を描いた当時、この画は楽しむための絵画ではなく、宗教的な啓蒙活動のためのツールであり、その役割を果たすための力が必要だったわけですね。

イースターは、日本人にとっての盂蘭盆会(おぼん)に近い宗教的な行事なのですが、例えばジブリの作品世界で描かれる日本の精霊信仰(八百万の神)などは、やはり欧米の人々には事前学習なしでは理解されにくいのと同様に、私達も欧米の宗教絵画を楽しむためには、それなりのお勉強が必要かもしれませんね。

陶器と磁器の違い②【 磁器 】

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骨董品を語るうえでは欠かせない「陶器」と「磁器」の違いを見ていきます。

前回は「陶器」についてのお話でしたが、今回は「磁器」の紹介です。

磁器とは

磁器とは、陶石という岩石を削って粉にしたものを粘土と混ぜて固めて形にした器のことです。陶石はガラスの材料で使われる長石を含むため、焼き上がった後に半ガラス質となります。1300度前後の比較的高い温度で焼かれ、陶器に比べると硬くなる性質があります。しかし硬いとは言っても、一箇所に衝撃が集まるとヒビが入って割れやすいので、扱いには注意しましょう。

磁器は江戸時代頃から作られるようになったもので、佐賀の有田で陶石が発見されたことから製作が始まったと言われており、そこから現在の陶磁器の文化が形成されてきました。

磁器の特徴

・ツルツルした触り心地

・薄くて叩くと澄んだ高い音がする

という特徴があります。

焼き上がりはほとんどが白色のため、スッキリとしたキレイな印象を与え、丈夫で実用性が高いものに仕上がります。陶器に比べると、洗練された絵付けのデザインによる美しさが感じられると思います。見た目の艷やかさも均一に仕上げやすいので、洋食器にもよく使用されます。硬度が高く表面が滑らかなのでナイフやフォークとの相性も良いです。しかし、陶器と違って熱伝導率が高く熱しやすいので、直接触れて器を持つのは大変です。そのため、ティーカップのような取っ手が必要となってきます。日本とヨーロッパの食のスタイルが、陶磁器によってわかりやすく表れていますね。

まとめ

2回に分けて「陶器」と「磁器」の違いを紹介してきました。

意識しないと何となく同じようなものに見えてしまいますが、原料や性質、特徴などをそれぞれで考えてみると違いが理解しやすいのではないでしょうか。

【日常の中で、身近なアートを楽しむ!】

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家で過ごさざるをえない時間が増えて、どのように楽しく過ごすかがメディアで話題になっています。老若男女、居住地域、育ってきた背景など、いろんな過ごし方があってユニークですね。

お子さんがいるご家庭のトピックが多いですが、一人暮らしの大人なら、どんなイメージでしょうか。読書、映画、料理…とそんなところが思い浮かびます。でも、心がザワザワと不安定な今だからこそ、心を落ち着かせるアート鑑賞はいかがでしょうか。鑑賞と言っても、美術館もお休みですし、出ていくワケではありません。厳密には〈鑑賞〉というより〈創作〉に近いですね。まずは、今のお部屋に飾りたい、一緒に過ごしたいアートとはどんなものかを考えてみましょう。

まずはどんな作品を、どこに置くか。どんな小さなお部屋でも、あなたにとっての落ち着く場所とか、ふとした時に目がいってしまう場所がきっとあるはず。そこに少しだけスペースを作って、自分の好きなモノを飾ってみましょう。小さなフィギュアとか、一輪挿しとか。自分で描いた小さなイラストや刺繍の作品、もちろん写真もいいですね。今はお手軽な値段で素敵なフレームが沢山あります。毎日忙しく過ごしていると、自分の部屋でアートを楽しむなんて考えたこともなかったかもしれませんが、何事もまずは想像してみることからはじまります。

有名なコレクターや偉い美術評論家の先生たちも、最初は自分の身近にあった〈好きなもの〉を、手元に〈飾って楽しむ〉ところからスタートしているはずです。それは、美術の歴史も同じです。ユーラシア大陸で人類が実用の道具に、本来不必要な細工を加えはじめたのは、およそ1万5000年前。縄文人が使っていた土器や土偶の不思議なカタチには、当時の人々が感じる心地よさとか、心を動かす感覚が備わっているのだと思います。きっと、生活の中でふとした余裕が出来た時、一人の縄文人の中にアートを楽しむ気持ちが生まれたのでしょう。

皆さんの中にも、まだ眠っているアートを楽しむ気持ちがあるはずです。大いに刺激して、もっと日常生活を豊かにしたいですね。そのヒントは、サムライオークションにあります! お時間がある時に、ぜひ公開作品をご覧になってください。

【クリムト《接吻》に愛を考える】

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相変わらず新型コロナウィルスの勢いが止まらず、緊急事態宣言が発令されました。多くの美術館は休館になっていますし、外出自粛要請で社会が萎縮しています。そんな中、在宅勤務になったことが遠因による家庭内暴力があり、奥さんが亡くなって夫が逮捕されるという痛ましい事件が報道されました。

世も末だなという想いから、思考は19世紀末のヨーロッパへ飛びます。科学技術の発達で大きく変化する世の中に、人々が不安を抱く中、オーストリアで愛のカタチを描き続けた画家、グスタフ・クリムト(1862〜1918年)を思い出しました。

クリムトの家には、多い時で15人もの女性が同居していました。そのほとんどがモデルであり、愛人だったそうです。若くして装飾家として名声を得たクリムトですが、画家としての作品のモチーフは、一貫して《愛》なかでも《エロス》と《死》です。

官能的なクリムトの作品の中で、特に人気が高いのが《接吻》。モデルは、エミーリエ・フレーゲ(1874〜1952年)。ブティック経営で成功し、デザイナーとしても自立していました。だから、なのか、クリムトは生涯独身。死の床でもエミーリエを呼んだそうなので、最も信頼していた女性に違いないのですが、二人はいわゆる結婚という手続きはとっていません。

経済的に自立した人間同志のカップルであれば、自由な関係でいられるもの。家庭内暴力の悲劇は、どちらかがどちらかに依存する瞬間にはじまるような気がします。愛を大切に守りたければ、お互いが精神的、経済的に自立し続けることかもしれませんね。

陶器と磁器の違い① 【 陶器 】

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骨董品を語るうえでは欠かせない焼き物。そんな焼き物には「陶器」と「磁器」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴を知って見分けられるようになりましょう。

今回は「陶器」の特徴を見ていきます。

陶器とは

陶器とは、陶土という粘土(地面を掘ると出る粘土層)を練って形を整えて作られた器のことです。1000度前後の比較的低い温度で焼かれ、柔らかく割れやすい性質を持ちます。

陶器は江戸時代より前から使われていましたが、その起源は原始時代の「土器」と言われています。当時は鉢のような形をしたものが多く、主に食料を保管する用途として使われていたようです。

陶器の特徴

・ザラザラした触り心地

・全体的に厚みがあり、叩くと鈍い音がする

といった特徴があります。

焼き上がりは様々な配色にすることができ、形を含め、個性豊かな表現が可能です。和食器としてよく使用され、落ち着いた温かみが感じられます。肉厚でボコボコした部分が多い傾向があり、見た目よりも軽く感じるものもあります。また、熱伝導率が低く熱しにくいため、器にお湯を入れてもすぐにはそれほど熱くなりません。この性質があるため茶碗、湯呑などの和食器には取っ手を必要とせず、日本では器を手に持って食事をする形が定着していると考えられます。さらに、冷めにくいためお鍋のような調理器具としても優秀です。

まとめ

以上が、陶器の特徴です。 日本の古い陶器は骨董価値が高いものも多く、海外でも人気があります。同じように作ったものでも独特の作品に仕上がっているものも多くあるので、自分だけのお気に入りを見つけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

骨董の価値に影響する「キズ」の見分け方

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骨董の価値に影響する「キズ」の見分け方

骨董品で人気のある陶器や磁器。割れたり欠けたりしやすい材質なので、購入するときやオークションに出すときなど、キズが価値にどのくらい影響するかを見極めるのは難しい問題です。今回は、その中でも比較的わかりやすい「ほつ」と「へこみ」について見ていきます。湯呑を例に考えてみましょう。

価値に影響する「ほつ」

「ほつ」とは口をつける部分でよく見かける、ごく小さな欠けのことです。誰でも一度は洗いものをしているときにぶつけて欠けてしまった経験があると思います。このキズは大きく価値に影響します。使用するときに欠けた部分が口にあたる状態では気持ちよく使うことはできないので、当然価値は下がります。

価値にあまり影響しない「へこみ」

似たようなものに「へこみ」があります。これは知らない方が見ると「ほつ」と同じような欠けと思われてしまうかもしれませんが、よく見ると欠けているわけではない場合があります。湯呑でいうと、置くときにテーブルなどに接する、底の高台の部分で見られます。

この部分のキズが「ほつ」なのか「へこみ」なのかを手軽に判断する方法は、「うわぐすりが塗られているかどうか」です。製造過程でできたへこみの場合はうわぐすりが塗られているため、周囲と同じようにツヤツヤしています。この場合は、よほど大きなへこみでない限り、価値にそれほど影響しないと考えてよいでしょう。

もしも単純に欠けているのであれば、うわぐすりが塗られていた部分が無くなっている状態なので光を当てても反射しません。つまり後からできたキズ(ほつ)であると言えます。

購入する際や、オークションに出品する場合の価値判断として参考にしてみてください。