【感染症が変えていく新しい世界】

こんにちは! 初心者大歓迎の《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークション、スタッフの利休です。

アメリカ大統領選挙が終わりました。バイデンさんは次期政権運営の準備を進めているようですが、トランプさんからの敗北宣言はなく、まだスッキリした決着は出ていません。

保護主義を強烈に推進する大統領が政権についている時にパンデミックが起こり、世界中の日常が一挙に崩壊。国際社会はグローバルに繋がり連携していく方が、明るい未来があるように思いますが、極端なリーダーの登場とそれに続く強力な感染力を持つウィルスの登場によって、世界は一瞬で閉じられてしまいました。大きな震災やテロ、2008年の金融危機よりもインパクトが大きくなってきている印象です。

ただ、これまでも人類には極限状況が訪れて、そこから何かを学び、新しい思想や文化を生み出してきた歴史があります。ルネッサンスがそうです。大きな概念なので、いろいろなとらえ方がありますが、14世紀にペストが流行って多くの人が亡くなり、社会が共有していた宗教的な価値観が徐々に損なわれ、人々がそれまでの教会ではない、新しい祈りの対象を探すようになっていく精神運動という側面を大づかみで理解しています。その中で絵画表現なども大きな影響を受けました。

今回の新型コロナウィルス感染症が人間社会に与えた影響は、経済的な面だけではなく、文化や精神面についても想像以上に大きく、来年もまだまだ変化の時期が続くでしょう。一時は全面的に閉鎖されていた美術館などは、予約制などを採用して公開され始めていますが、採算がとれているところは少ないようです。WEBを活用した、新しいアート鑑賞のあり方も模索が始まっています。

一方に大きく振られた振り子は、反対側に移動する時のエネルギーも大きくなります。良くも悪くも、新しいものが生まれる時代だと感じます。

サムライオークションも、骨董・美術品専門のネットオークションとして、新しい業態にチャレンジを続けていきます! 皆さま、どうぞよろしくお願いします!

【刺激と創作の関係性《ヘルムート・ニュートンと12人の女たち》】

こんにちは! 初心者大歓迎の《骨董・美術品専門オークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

昭和世代には、ボンデージファッションの石田えりの写真集が思い出されるヘルムート・ニュートン(1920〜2004年)。生誕100年を迎えた今年、ドキュメンタリー映画『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』が12月11日から公開されます。

《▼『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』》

PLAYBOYや、ヴォーグをはじめとするフランスのファッション誌でカメラマンとして活躍したニュートン。舞台装置としてSMを活用し、フェティッシュなスタイルを確立して一世を風靡しました。その過剰で過激な演出は、賛否両論を呼びましたが、映画では当時の彼と仕事をした12人の女性達が彼との仕事の舞台裏を語っています。

ポルノまがいと評されることもあった彼の写真は、どちらかと言えば女性受けは良くないと思っていたのですが、シャーロット・ランプリングやグレイス・ジョーンズらは、ニュートンとの仕事は刺激的で示唆に富んでいたと評価しているようです。

アートを、既存の価値観に疑問を投げかけ、既成観念を壊して新しい何かを生み出すものと定義すれば、ニュートンの仕事はまさにアーティスティックでした。

刺激と創作の相関性に興味のある方は、ぜひご覧ください。モノ創りのヒントが、手に入るかもしれません。

【文化の日にアートを考える《2020年文化功労者・高橋秀》】

こんにちは!《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークション、スタッフの利休です。

11月3日は文化の日でしたが、今年の文化功労者20名の中に、美術作家高橋秀(1930年〜)がいます。御年90歳で創作意欲に溢れているコメントを読むと、素直に尊敬の気持ちが沸いてきます。

▼《美術作家 高橋秀・オフィシャルサイト

過去に見たドキュメンタリーでは、作家として売れはじめた1961年頃から、不本意な依頼が多くなり、経済的には潤っていたけれど自分本来の創作ができないことにストレスを感じて、63年にイタリアへ渡った経緯などが紹介されていました。

その後は、2004年まで40年に渡ってローマに滞在。流線状の輪郭を持つ抽象絵画を制作し、エロスの画家と評価されました。

訥々と語る言葉からは、名声やお金よりも自分の創作に打ち込みたいという意志がはっきりと伝わってくる、そんなアーティストです。売れない時に家計を支えてくれた奥様とずっと仲良く暮らしていることや、1950年代の作風などからは、ビュフェ(1928〜1999年)を想起させます。

1日中、絵を描いていても飽きないのが画家の才能だとすれば、高橋秀はまさにそんな才能に恵まれた作家。映像の中で、80代の高橋がアトリエでひとり、嬉々として創作に打ち込む姿はまるで子供のようでした。 高橋はアートについて、『人間の暮らしに決して欠かしてはならない一番基本の肥やし』と記しています。サムライオークションもその考えに全く同意。少しでも多くの人にとって、アートのある暮らしのきっかけになることを目指していきたいと思います。

【KGBのスパイ道具出品! オークションの楽しみ方】

こんにちは!《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークション、スタッフの利休です。

厳密には骨董・美術品ではないのですが、ユニークなオークションの話題がニュースになっているのでご紹介したいと思います。舞台は、米国の『ジュリアンズオークション』。2003年に設立され、カリフォルニアに拠点を置く、オークションハウスです。

エンタテインメント分野に強く、2011年にはマイケル・ジャクソンがスリラーで着用したジャケットが、180万ドルで落札されて話題になりました。ジョン・レノンのギターやマリリンモンローのドレスなどの販売実績があります。

そのジュリアンズオークションが来年1月、KGB(ソ連国家保安委員会)が東西冷戦時代に使用していたスパイ道具のオークションを開催するそうです。口紅に見せかけた銃や、隠しカメラが仕込まれた財布、盗聴器や暗号マシンなどが出品されるようで、少し古い時代のものとはいえ、数十年前まで実際に使われていたと思うと興味深いです。

出品されるのは、コロナパンデミックの影響で閉館したニューヨークの『KGBスパイ博物館』に先日まで展示されていた品々。落札予想価格は、数百ドル〜1万ドル程度と比較的参加しやすいようです。ミッション・インポッシブルならぬ、スパイ大作戦ファンだった皆さま、WEBで中継される競売の様子を冷やかしてみてはいかがでしょうか。

オークションの楽しみは、自分にとってのお宝探し。歴史的価値、市場価値とは違う、自分価値の探求は、心豊かに生きていくための基本だと思います。最近では美術分野でも、オークションでの人気が専門家による作品評価に影響を与えるといった『オークション主導』となるケースも多くなっているそうですし、やはり自分の好きなものを大切にする感性は大切にしたいものです。

サムライオークションにも、蒸気機関車のプレートなど、マニアックなアンティーク品が公開されています。

《▼『アンティーク品』での検索結果はこちらです》

お時間のある時にぜひご覧ください。

【わかりやすい表現には『力』がある《バンクシー》】

こんにちは! 初心者大歓迎の《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークション、スタッフの利休です。

前回に続いてオークションの話題です。英国を拠点とする正体不明の覆面アーティスト、バンクシー(生年月日未公表)の作品が、10月22日にオークションハウスサザビーズで落札されました。タイトルは、『Show me the Monet』。バンクシー作品で過去最高額となる760万ポンド(約10億4000万円)で落札されました。

推定落札価格は300〜500万ポンドとされていたので、ほぼ倍近い金額での落札。前回紹介したジェイクスピアといい、予想を大きく上回る金額になるのは、やはり世界中に低金利のお金がじゃぶじゃぶと溢れているからでしょう。本来必要とされる人に届かず、情報と力のある人達のところにお金が流れていってしまうのは、このバンクシー作品同様になんとも皮肉な感じです。

この『Show me the Monet』は、2005年制作。『Crude Oils』と呼ばれる環境破壊をモチーフにした連作の中の一枚です。私はこのシリーズの中では、スコットランド出身の画家ジャック・べトリアーノ(1951年〜)の作品『The Singing Butler』のオマージュ作品の方が好きです。砂漠で踊る紳士淑女の背後で、ガスマスクを付けた作業員が原油の缶を運ぶ汚染地域というシチュエーションに、より強い風刺を感じます。 『Show me the Monet』は、モネが晩年に定住したジヴェルニーの楽園で描かれた有名な睡蓮の連作をベースに、バイロンとショッピングカートが棄てられて破壊された池が表現されています。メッセージがわかりやすく直接的なだけに、誰もが環境破壊について少し想いを巡らせるような、そんな力がある作品だと思います。バンクシーならではの作品とメッセージ。現代的で影響力のあるアーティスト、バンクシーのアクションに今後も注目してしまいます。

【文学作品史上最高額、10億円のシェイクスピア!】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

10月15日、クリスティーズのオークションで、1623年に出版されたシェイクスピア(1564〜1616年)の戯曲集が997万ドル(約10億5000万円)で落札されました。予想価格の400〜600万ドルを上回って、文学作品としては史上最高額だったそうです。

〔※ちなみに、掲載画像は『ハムレット』の登場人物《オフィーリア》をモチーフにしたジョン・エヴァレット・ミレー(1829〜1896年)の作品です〕

オークションには、本来持つべき人の手に作品を流通させること、そして作品の相場(市場価値)を決めること、この2つの大きな役割があると考えています。シェイクスピアが出版した戯曲の初版本に、どのくらいの価値があるのか。世界市場では今回、10億円という値段がついたわけです。今後はこの金額が、偉大な劇作家の市場性を測る、ひとつの指標になるはずです。

ジャンルによっても微妙に異なるのでしょうが、出品される作品の価値は、本来は美しさ(革新性)と希少性、そして市場性から測られます。しかし、美しさや希少性については、基本的に主観的な判断によるところが大きく、唯一市場性が客観的に数値化できる評価軸。それはオークションでの落札価格によって算出され、ベンチマークとなります。

オークションと一口に言ってもいろいろあります。サムライオークションは、ビギナーのための骨董・美術品専門オークション。そのため、利用される皆さんのネットセキュリティー上の安心・安全を最優先課題としている以外は、出品作品について制限をかけるようなことをあまりせずに、できるだけ幅広いジャンル・レベルの作品の出品を可能にしています。

出品していただけるのは、古物商の免許を持った、身元のしっかりしている方だけですが、入札はどなたでも可能です。どうぞ安心して、入札してください。

例えば『掛軸』で検索しますと、現在は以下のような出品作品を確認できます。

《▼『掛軸』での検索結果・作品はこちらです》

サムライオークションには、幅広い骨董品・美術品が出品されています。お時間のある時に、ぜひお宝作品を発掘してみてください。

【《益子WEB陶器市2020年秋》で感じるアフターコロナの可能性】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

《用の美》という言葉をご存知ですか? 民芸運動の提唱者として知られる柳宗悦(やなぎ・むねよし/1889〜1961年)が語った言葉として紹介されますが、《機能美》のこと。純粋な機能を持った道具は、使われている時が美しいということ。その意味で、私が思い浮かべるのは益子焼です。

陶芸家の一品もありますが、ゴツゴツ、ぼってりといった表現がぴったりの益子焼は、お値ごろでバリエーション豊富。日常使いにピッタリです。毎年、春秋に開かれていた陶器市は、半世紀以上の歴史があり、益子町ぐるみの庶民的なお祭りとして有名ですが、今年は新型コロナの影響で春、秋ともに中止となりました。

その変わりに、実施されたのが《益子WEB陶器市2020年春》。この春、初めて開催されたところ想定の倍以上の売上を記録したそうで、秋は規模を拡大して開催されるそうです。

《▼《益子WEB陶器市2020年秋・10/31〜11/10》

https://toukiichi.mashiko.online/

http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/

実際の陶器市に何度か遊びに行ったことがあるのですが、あの町全体のお祭りのような賑わいはネットでは味わえないなと否定的な印象でしたし、そもそも陶器は質感や重さがWEBでは伝わらず、ネット販売には不向きとされています。しかし、リアル陶器市が、栃木県内外から年間平均60万人の来場者に対して、春のWEB陶器市へのアクセス数は、約57万アクセス。単純に比較はできませんが、オンラインとリアルの陶器市が相互に補いあって、益子焼きの町が新時代の可能性を見せてくれているように感じます。 サムライオークションは陶磁器の出品は多くないのですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代の到来に合わせて、今後は陶磁器も積極的にPRしていきたいと思っています。

【創ること=生きること《アール・ブリュット》の凄み】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

現在、NHKのEテレで放送されている番組『no art, no life』をご覧になったことはありますか? 

《▼『no art, no life』NHK

6分ほどのドキュメンタリーで、毎回さまざまなアーティストをひとりずつ紹介しています。登場するのは、何らかの障害を持ったアーティストたち。彼らが独特の手法で作品を生み出す創作現場を、カメラが淡々と追いかけます。ほんの少しのナレーションが入るだけで、脚色は一切なし。とても興味深い良質の番組です。

障害者などによる創作が、〈アール・ブリュット〉や〈アウトサイダー・アート〉と呼ばれはじめたのは20世紀ですが、特に注目されるようになってきたのは、21世紀を超えてからのような気がします。ひとつには、商業的に成功するアーティストが生まれてきたことが理由ではないでしょうか。

確かに魅力のある作品が多いのですが、その理由はその独特の表現手法。絵画作品でも、モチーフの捉え方や彩色のセンスが独特で、まずその強い個性にひきつけられます。同時に、彼らの表現はまさに生きることそのものであるために、熱力が半端なくあって、それが作品のエネルギーとして鑑賞者に感じられるのだと、これは毎週放送される『no art, no life』を見てわかりました。

紐を結ぶ、ハサミを入れる、貼り続ける、統一のテーマを表現し続ける‥。固執する対象はさまざまで、なぜその対象を選択したのかはさっぱりわからないのですが、確かに常人を超えた集中力で見た目には楽しそうに、そして対価などを求めずに、自分のために創作している対象者たちは、まさに一流のアーティストだと感じます。

現在、サムライオークションでは、〈アール・ブリュット〉作品の取り扱いはありませんが、将来的には出品が増えてくるかもしれませんね。

【イノセントな求道者《ベルナール・ビュフェ》】

こんにちは! 初心者大歓迎の《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークション、スタッフの利休です。

『恋は落ちるもの』とは、何かのTVドラマのセリフだったと思うのですが、人は理屈で好きになるわけではなく、直感的に一瞬で気に入ったり、嫌ったりということを繰り返して生きています。

もうだいぶ前になりますが、ビュフェの作品を初めてみた時、ひと目見た瞬間に好きになりました。後づけで考えてみれば、その時自分が感じていた社会の閉塞感や厭世観にピッタリとハマッたという言い方ができるかもしれません。抑制された色使いや、シャープでトゲトゲしい描線が、ある種の痛みにリアリティーを与えながら共感を呼び起こしてくれました。

ビュフェ美術館を設立した岡野喜一郎をはじめ、ビュフェファンには同様のひと目惚れを体験した人が多い気がします。同時代性やわかりやすさ、そしてなによりその独自のスタイルがその魅力の源泉。美術史的には、それほど高い評価を与えられていないのかもしれませんが、市井のビュフェファンにとっては、間違いなく唯一無二の愛すべき作家であり作品、そんなアーティストです。

作品だけではなく、ビュフェの思想信条や生き方にも惹かれるものがあります。30歳で出会い、結婚して、最後まで暮らしを共にしたアナベルとの物語や、パーキンソン病を患って絵が描けなくなってしまった結果として自死を選択した精神性について、そのイノセントさを感じずにはいられません。

20歳で鮮烈にデビューし、スターとしてもてはやされていた時から『私は絵を描くことしか知らない』と、絵を描くことに人生のすべてを捧げていると話していた言葉に重みを感じます。

そんな愛すべきビュフェの回顧展が渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、11月21日(土)から開催されます。

《▼『ベルナール・ビュフェ回顧展・私が生きた時代』

現在、サムライオークションには、ビュフェの作品は出品されてはいないのですが、例えば〈フランス〉〈パリ〉などの関連キーワードで検索していただきますと、お好きな作家と似たテイストの作品と出会えるかもしれません。ぜひ、条件検索機能をご活用ください。

《▼『フランス パリ』での検索結果・作品はこちらです》

【広告クリエイターから絵本作家へ《レオ・レオーニ》の魅力】

こんにちは!初心者大歓迎の《骨董・美術品専門オークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

初版が1959年。今だにロングセラーとして売れ続けている『あおくんときいろちゃん』という絵本をご存知でしょうか? あるいは、1963年初版の『スイミー・ちいさなかしこいさかなのはなし』は、読んだことがある方も多いかもしれません。作者は、レオ・レオーニ(1910〜1999年)。

アムステルダムに生まれ、ヨーロッパとアメリカを転々としながら成長し、ニューヨークでグラフィックデザイナーとして活躍。50歳にして孫のために描いた『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビューを果たし、その後、多くのベストセラー作品を生み出しています。その多くは、日本語版が出版されていますし、世界中で翻訳され愛されている作家であり、アーティストです。

レオ・レオーニの魅力は、その表現の多様性にあります。画材も表現手法もテーマも多彩ですが、それは彼がそのキャリアの多くを、グラフィックデザイナー(アートディレクター)として、広告の仕事をしてきたことと深い関係があると思います。クライアントのニーズを満たすために、先端的な表現が求められていたでしょうし、新しい表現にチャレンジできるフィールドが身近にあったのでしょう。

また、メッセージを送る対象を常に明確にもって、仕事をしていたことも影響があったのではないでしょうか。レオ・レオーニの作品は大人が読んでも楽しめるのですが、絵本作家としてのスタートが、お孫さんのための創作であったように、多くは幼児向けであり、ユニークなカタチや色の表現で作品がわかりやすく展開するように構成されており、その物語性も含めた創造性に感動してしまいます。

そのレオ・レオーニの展覧会が板橋区立美術館で10月24日から開催されます。

《▼『だれも知らないレオ・レオーニ展』板橋区立美術館

文字通り世界中で仕事をして、世界中の人に愛された絵本作家なのですが、絵本の中の絵が1点の作品として成立するものも多く、ファイン・アーティストとして捉えることもできると思います。そのあたりの彼の大きな仕事のフィールドを紹介する展覧会になっているようです。興味のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

多彩な表現力と多作な作家と言えば、日本の代表は北斎でしょうか。

現在、サムライオークションには、葛飾北斎の作品も若干公開されていますので、ぜひご覧ください。

《▼『葛飾北斎』での検索結果・作品はこちらです》