【三井記念美術館「大蒔絵展」/静嘉堂「響きあう名宝展」】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの井戸です。

11月13日(日)まで三井記念美術館にて開催されている「大蒔絵展」
12月18日(日)まで丸の内の静嘉堂にて開催されている「響きあう名宝展」に遊びに行ってきました。

【大蒔絵展】
先ず始めに言いたいのが、展示内容がボリューミーなため、時間に余裕が有る日に行ってください。隙間時間に足を運ぶのはお勧めしません。

さて、今回の大蒔絵展はMOA美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館共同開催とのことで、入口の平安時代から出口の現代に至るまで時系列にて蒔絵や逸品を展示しています。

豪華で鮮やかな蒔絵箱の所持者はさぞ愛着が湧き大切に使われていたことでしょう。
”本当に何百年も前の品物だろうか”と思いたくなるクオリティに釘付けです。日本伝統工芸の極みです。

個人的に気に入った作品は蒔絵ではなく、酒井抱一の掛軸でした。
とても上品で繊細な画に没入させられました。

大蒔絵展、東京博物館の国宝展に合わせてきたかのような内容で大変満足しました。

どうしても都合がつかず行けないと諦めている方は、公式よりVRで無料公開していますのでこの機会にご覧になってみてください。(VRゴーグルが無くても視聴可能です。)

大蒔絵展東京会場無料公開

【響きあう名宝展】
世田谷から丸の内への移転記念として行われた名宝展。半予約制で平日にも関わらず沢山のお客さんで賑わっていました。
内観も豪華な作り込みになっており、作り込みをただ眺めていらっしゃる方も居た程です。

今回の目玉である曜変天目を初めてお目にかかりました。
”宇宙の器”の名の通り眼福でございます。言葉が何も出てきません。
照明の具合で見方が変わるとのことだったので、機会あれば違う演出で見てみたいものです。

足を運べない方には朗報!見逃し配信サービスのTVer.で名宝展を期間限定で配信しています。是非ご覧になってみてください。

ぶらぶら美術・博物館

また、我々の美術・骨董インターネットオークション”サムライオークション”も機会ございましたら覗いてみてください。サムライオークションはこちら