【人も古美術・骨董も、来歴の中に面白味あり】

こんにちは! 骨董・古美術ファンのための《古美術専門オークションサイト》サムライオークションです。

日本にもファンが多い印象派の巨匠ルノワール。横浜美術館では、開館30周年ということで『ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』展を来年の1月13日まで開催しています。

同時代に生き、新しい表現を確立したオーギュスト・ルノワール(1841〜1919年)、クロード・モネ(1840〜1926年)、ポール・セザンヌ(1839〜1906年)、アルフレッド・シスレー(1839〜1899年)の4人を中心に、それに連なる次世代のアーティスト、アンリ・マチス(1869〜1954年)、パブロ・ピカソ(1881〜1973年)などや、さらにモーリス・ユトリロ(1883〜1955年)、アメデオ・モディリアーニ(1884〜1920年)、マリー・ローランサン(1883〜1956年)などの画家の系譜が、エコール・ド・パリというフレームを通して紹介されています。

何の世界でも、リスペクトする師匠や先輩の影響というのは、気がつかないうちにも受けてしまうもの。意図して学べば、なおさらのことです。何事も技術を身につける最短の方法は〈模倣にある〉ということなのかもしれません。

好きなものは自然と真似をしますし、模倣から技術は身につきます。その技術を身に着けた後、それを越えて飛躍させ、新しいものを生み出せたアーティストだけが、後世に名を残すような偉大な仕事を成し遂げられる、そんなストーリーを感じた展覧会でした。

サムライオークションの骨董・古美術ファンの皆さまも、ホッと一息する時間に、自分のこれまでの人生のストーリーに、思いをめぐらせてみませんか?

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