【なぜ再びレコードが密かなブームになっているのか】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

今から約40年前の1980年には、レコードとカセットテープで音楽を聴くのが普通でしたが、1980年代後半にはCDの登場で主役の座を奪われました。現在はサブスクリプションやストリーミングでスマホで聞く時代になり、CDすら売れない状況となっています。

そんな中、密かに再ブームになっているのがレコードです。 参考までにアナログレコードの生産額の表を載せておきます。

なぜ近年密かな再ブームとなっているのでしょうか。特に20代30代などのレコード全盛期を知らない世代への人気が高いようです。

・コレクションとして

レコード自体を一つの「コレクション」として考えている人たちがいます。今流行りの無形の音楽データよりも有形であるレコードの方が魅力に感じるということでしょう。

・音質が違うため

レコードはCDやストリーミングで配信されている音楽とは音質が違うようです。レコードの方が広範囲の周波数を拾っているため、より生演奏に近い音楽を聞くことができます。

・インテリアとして

近年レコード会社が若者に向けてビンテージ風のレコードプレイヤーを作成しています。音楽を聞くだけでなく、インテリアとして飾ってファッションアイテムのような形で楽しめるのも一つの魅力です。

・所有感を大切にしたいため

現在のスマホで聞ける音楽は無形のため、所有するものが一切ありません。それに対してレコードは自分だけのモノとして所有できます。 「個人の所有物」ということで、スマホの音楽にはない満足感や達成感などを味わうことができるようです。

私も特定のジャンルのレコードを買って聴いています。ジャケット映えを用いてインテリアとするのもいいですが、やはりアナログならではの音を各世代共有したいですね。

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