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「ピカソ」といえば絵の知識がある人もない人も知らない人はほとんどいないでしょう。しかし、「ピカソ」の何がすごいの?と聞かれると、ほとんど的確に答えられる方はいません。今回はピカソのすごさについて紹介していきます。
パブロ・ピカソは1881年生まれのスペインの画家です。10代の頃から評価を受けて20歳頃からはフランスで活動していました。そもそも画家といえば亡くなってから絵の価値が上がったり評価されたりする傾向がある中でピカソは現役時代から評価されていた珍しいタイプの画家でした。生涯の作品数は15万点と「ギネスブック」にも登録されています。ピカソは、有名作品の手法(技術)を盗んでマネするのが得意でした。また、そこから進展させてオリジナル手法を編み出したりもしました。
絵の販売にも力を入れていて、作品のできた経緯などをしっかり説明することで、その作品が作られるまでのストーリーが伝わり価値が高まるということを理解し行っていました。実はこうしたビジネスマン要素も強くあったのです。 ピカソの絵といえば、子供が書いたような理解しにくい絵のイメージがありますが、それらを書いたのはピカソが年老いてからの話です。15歳の時には「スペイン美術史で最も優れた作品の1つ」と評価された「叔母ペパの肖像画」を作成したりと、そもそも芸術センスに溢れた人だったようです。最終的に行き着いたのがあのような絵というだけで、ピカソは作風をいくつも変えてきました。自分が良いと思った作風に変えながら、根強いファンをつけていき世界的に有名になったのでした。
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