絵を飾るときのちょっとした工夫

こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフ井戸です。

絵画を飾るときは、以下のポイントを押さえることでキレイな空間に仕上げることができます。

目線の高さに合わせる

立ったときに自然に目に入る位置が良いとされています。日本人の平均身長は、男性で172cm、女性で158cmほどなので、壁にかけた絵の中心が目の高さに来る「床から140~150cm」の辺りが、顔の角度を意識せずに鑑賞できるので最適です。

空間の形に合わせる

絵画を飾る壁面が縦長であれば縦長の絵、横長であれば横長の絵を飾ると、視覚的に違和感が無く鑑賞できます。また、絵が壁の長さの方向に合わない場合は、複数の絵を長い方の向きに並べることで、目の動きに合わせた流れを作り出すことができます。このとき、それぞれがバラバラの雰囲気の絵であっても、額縁の色やデザインに統一感を出すことで、お互いが主張しすぎることなくまとまって見えます。

フォーカルポイントを意識する

視線を集めたい場所へピンポイントに配置する方法は定番です。ソファやキャビネット、玄関の正面や下駄箱の上などに飾ると、絵の存在感がグッと増します。上級テクニックとして、お気に入りの椅子を置いて、その上に絵を座らせて飾るというのも、おしゃれなお店のような演出ができますよ。

生活に合わせる

普段活動する場所であるリビングや、一日の締めくくりを過ごす寝室など、絵が持つイメージに合う場所に飾ることで、その空間へ与える効果も変わってきます。また、周囲の家具の色やテイストに合わせることで、その空間へ馴染ませることができます。家具と合わないと感じる場合でも、絵の雰囲気と合う布や小物などを周囲に少し加えてみることで、絵が孤立することを防ぐことができます。 このようなちょっとした工夫で、絵が持つメッセージをより引き出すことができるので、ぜひ試してみてください。

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