【オススメ!SHOWCASE:山本文彦のデッサン〈花片々〉】

こんにちは!《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションです。

絵画作品の制作には、さまざまな技法があります。ジャクソン・ポロック(1912〜1956年)で有名な〈ドリッピング〉、ジョルジュ・スーラ(1859〜1891年)の〈点描〉、俵屋宗達(生年不詳〜没年1640年頃)によって意図的な技法として確立されたといわれる〈たらしこみ〉など。アーティストが独自の表現を追求する中で偶然に生まれ、一定の評価が定着した技法は、他のアーティストによって取り入れられることもあったのでしょう。

中でも、私たち一般人も学校の授業で経験したことがあるほど広く普及した絵画技法といえば、コラージュではないでしょうか。ファインアートとしてのコラージュ作品は、天才パブロ・ピカソ(1881〜1973年)とジョルジュ・ブラック(1882〜1963年)が最初に使い始めたとされています。

日本でも、池田満寿夫(1934〜1997年)や横尾忠則(1936年〜)のコラージュ作品が有名です。コラージュの魅力は、その自由さ、そして表現としての奥行きの深さではないでしょうか。

今回ご紹介するサムライオークションのオススメ作品紹介は、山本文彦(やまもと・ふみひこ/1937年〜)のタイトル〈花片々〉というコラージュ作品です。

《▼作品はこちらです》(出品者:マサレオsuZuki@なんでも鑑定団FANさん)
山本文彦/筑波大学名誉教授/日本藝術院会員「花片々」デッサン・共シール・黄袋・タトウ箱
※ご紹介したオークション出品作品は、弊社が真作と保証するものではございません。

山本文彦は東京生まれの洋画家で、筑波大学名誉教授でもあります。過去には、NHKの番組で油絵の講師として出演していたこともあります。東京教育大学在学中の1958年に二紀展に初入選し、その後はさまざまな名展覧会で受賞多数。1992年には第10回宮本三郎記念賞を受賞しています。幻想空間の中に集積する生命をテーマとして作品を制作する、日本を代表する洋画家です。

自由な発想から表現された作品から、どのようなメッセージを感じ取るかは鑑賞者次第。自らの成長や変化とともに、受取る印象も変わっていくであろうそのコラージュは、手元において見るたびに新鮮な驚きを感じられる、そんな作品だと思います。ぜひ作品紹介ページにてご確認ください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です