【オススメ!SHOWCASE:鶴岡義雄作《マルチーヌ》】

こんにちは! 初心者大歓迎の《骨董・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションです。

『美人は3日で飽きる』という、今ではなかなかオフィスでは発せない、刺激的な提言があります。それでも世の男性諸氏は、美人に吸い寄せられていくもの。恐らく、遺伝子に刻み込まれているのでしょう。

しかしながら、アート作品ではどうでしょう。これは、議論の分かれるところかもしれません。美人の定義も時代によって変わりますし、個別作品をとってその魅力を美人という変数で評価するのも、なかなかに難しそうです。

それでもやはり美人が好き、という皆さまにオススメの作品をご紹介します。ただいまサムライオークションへ出品されている、お値打ち作品。

洋画家、鶴岡義雄(つるおか・よしお/1917〜2007年)のリトグラフ《マルチーヌ》です。

《▼作品はこちらです》(出品者:マサレオsuZuki)

父親は義太夫の名手、母親は三味線の師匠、芝居小屋や映画館を経営する芸能一家に生まれます。高校時代に絵画に目覚め、画家を目指すように。日本美術学校に進学し、林武(1896〜1975年)に師事して洋画を学びました。

戦時中は、風景・人物描写が多かったようですが、50年代からシュルレアリスムやキュビズム風の作品に取り組み、その後、北米や西欧諸国を旅して、独自の構図・配色による風景画を多数制作。

73年からパリにアトリエを構え、代表作であるマドモアゼル・シリーズが誕生します。このサムライオークションへの出品作品は、原画が1973年に制作されたもの。56歳にして、新しい表現スタイルを追求していた時代だったと想像できます。

耽美主義的な妖艶さを持った女性の眼差しには、何か強い力も感じます。シースルー風に見えるドレスは、エロティックでもあり、眺めていて飽きない一品です。

サムライオークションでは、飽きの来ない素敵な作品を大募集しています! どうぞ、ご活用くださいませ。

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