こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションです。
1月21日から、東京都美術館で《ハマスホイとデンマーク絵画》展がはじまりました。デンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916年)。室内風景画が多く、フェルメールと共通の雰囲気を感じますが、色彩はグレーを基調色として抑制されたモノトーンに近い作品が多く、画面からは静かな時間が滲み出てくるようです。前回、2008年の展覧会でその作品世界に触れ、ひと目で魅了された作家です。
美術作品の楽しみ方は人それぞれですが、多くの方はその作品の中に何らかのストーリー・世界観を見出し、鑑賞者それぞれの感受性や経験に応じた空想の世界に遊べることに魅力を感じるのではないでしょうか。
絵画でも書画でも音楽でも、そのあたりは同じように感じます。その空想世界へ引き込む想起力の強度が、作品の持つ力を図る一つの指標になると思います。ハマスホイの絵には、強いストーリー喚起力があり、想像力の触媒としてのパワーの大きさを感じます。
サムライオークションにも、想像力を刺激される作品が数々出品されています。
▼棟方志功の《鬼ごっこ》は、ユニークな赤鬼の描写に微笑んだり…(出品者:マサレオsuZuki)
▼谷文晁のシックな《龍虎図》から、その描かれた時代背景を考えたり… (出品者:マサレオsuZuki)
時空を越えた空想の世界で過ごす時間は、きっと皆さんの日常生活にも何らかの良い刺激となり、新しいアイデアのヒントを与えてくれるかもしれません。
美術ファンの皆さま! 空想世界への旅は、ぜひサムライオークションの作品からお楽しみください!