【美術品を買って節税できるのか?減価償却可能な100万円のライン】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

会社の応接室に絵画が飾られていたり、社長室に高そうな掛け軸や壺があったりと美術品を飾っている会社や企業はたくさんあります。これらは単純に社長の趣味や見栄だけで飾っているのでしょうか?答えはNoです。美術品を買う理由としては、「節税になるから」というのが正しいかもしれません。

美術品を買えば節税になるのか?

答えはYesです。自分のプライベート用ではなく、会社に飾るものであれば経費として勘定できます。

美術品の価値が100万円以上か以下かで償却方法が変わる

原則として、1点100万円未満の美術品であれば「減価償却する」となります。また、1点100万円以上の美術品であれば「減価償却しない」となります。例外パターンとして、価格に関係なく「時の経過によって価値の減少がしないと明らかなもの」は減価償却しないとなり、「時の経過によって価値が減少することが明らかなもの」は減価償却することができます。

補足:「時の経過によって価値の減少することが明らか」とは

・会館のロビーやホールなど不特定多数の人が利用できる場所の展示品

・移設困難で当該用途のみで使用すること

・転用する場合に美術品として市場価値が見込まれないもの

上記3点をすべて満たすものとなります。

美術品の耐用年数

室内装飾品として主に金属製のもので15年、その他のものは8年で減価償却していきます。

以上手短に書かせていただきました。節税対策でアート作品を購入するのも良いですが、やはり気に入った作品に出会い思いを巡らせ浸っていくのが一番な気がします。皆様もサムライオークションでお気に入りを見つけてみてください。サムライオークションはこちら