【骨董・美術品とインテリア雑貨の違い】

こんにちは!《骨董品・美術品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

在宅時間が増えて家の中を見直し、断捨離する人が増えているようです。お住まいの中を見直して、少しでもお金になりそうだと思えばフリマアプリで手軽に不用品を販売できる時代。ネット上にはあらゆる物が出品されていて、世の中の動きを感じます。

売りに出されているのはアパレル関係が多い印象ですが、中には額装されたインテリアアート作品やオブジェの類もあります。ただそれらの多くは、サムライオークションに出品されている作品とはニュアンスが少し異なるように感じます。その違和感は、どこから来るのでしょうか?

骨董、あるいは美術品とインテリアアートの差は、単純に骨董・美術市場で販売できるかどうかだと思います。少なくともフリマアプリ誕生以前はそうでした。自宅で個人が楽しむのであれば、自分が書いた絵や撮影した写真でも全く問題ありませんし、立派なインテリアアートです。ただ、プロの市場で売買される対象にはなりません。

その作品が個人の主観的な価値観だけではなく、客観的な評価基準を持っていなければ、いわゆるプロの市場で販売されることは基本的にありません。逆に客観的な評価が可能な作品は、何度でも市場に流通してきます。

ただ、インターネットテクノロジーの発達で、新しいシステムの市場が生まれてきていることも事実です。あらゆるものがデータ化されていく世の中なので、客観的な評価基準が担保されるしくみさえあれば、またさらに進化した新しい骨董・美術品の市場ができることもあるかもしれません。 サムライオークションは、骨董・美術品を皆さんのもっと身近にすることを目指して、新しい取り組みにも挑戦していきたいと思っています!

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