【なぜ街の骨董屋さんは潰れないのか】

こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションスタッフの利休です。

街の一角でたまに見かける骨董屋さんですが、薄暗い感じで営業しているのかしていないのか分かりにくく、入りにくい雰囲気が漂っている場合が多い印象です。お客さんで賑わっている様子が全くないのに、なぜ骨董屋さんが潰れないのかナゾに迫ります。

骨董屋さんが潰れない理由①:安くて良いものを仕入れる場所をいくつか確保している

お店でお客様から買い取るのも立派な仕入れになりますが、それ以外でもメルカリやヤフオクのフリマアプリ、閉鎖的な会員制の骨董品オークションや道具市場など色々あります。とにかく安くて良いもの、価値あるものをしっかりと仕入れる所は潰れない骨董屋の特徴になります。

骨董屋さんが潰れない理由②:定期的に通ってくれる太客や1回の買い物で何千万使ってくれる中国人客がたまにくる

昔から付き合いのある骨董収集家の人との繋がりや1回の買い物で100万~1000万単位で買い物をしてくれる中国人客の存在があります。

中国人客が来る理由としては、1970年代に文化大革命と呼ばれる政治闘争が起こり、その際に中国国内の貴重な美術品が国外へ流出し、大半が日本人収集家の手に渡りました。2000年代後半から中国の経済が成長し、国外に売られた骨董品を買い戻す動きが盛んになり、日本の骨董屋や催事に買い付けに来ているようです。

骨董屋さんが潰れない理由③:利益率が高い

なんといっても利益率が高いのが潰れない理由の大きな要因でしょう。「安く仕入れて、高く売る」商売の基本に忠実で素晴らしいビジネスモデルとなっているようです。

以上の3つの理由から街の骨董屋さんは潰れないといえるでしょう。 どんなに薄暗くても、どんなに人がいなくても、1回の単価が高く、固定客や中国人客が定期的に来てくれれば成り立ってしまうようです。

※あくまで個人的な見解ですので、こうでない骨董屋さんもいらっしゃると思います。

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