【一流が憧れる天才《カラヴァッジオ》】

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熱心なファンというほどではないのですが、野外球場でビールを飲みながらプロ野球観戦するのが好きです。今年は開幕が遅れていますが、ロッテに入団した大型ルーキー佐々木朗希投手に注目しています。スポーツニュースでは、ブルペンで投げる佐々木選手の投球を見て驚く、一軍選手や解説者のコメントを紹介していますが、ダルビッシュ投手以上の逸材のようです。

〈一流は一流を知る〉とよく言われますが、一流の芸術家に目標とされた天才として思い出すのは、カラヴァッジョ(1571〜1610年)です。29歳で『聖マタイの殉教』と『聖マタイの召命』を完成させると一躍ローマ画壇の寵児となり、2週間を絵画制作に、その後の2ヶ月を遊んで暮らすというライフスタイルや素行の悪さも有名ですね。まさに古い時代の天才職人といった印象が、管理社会に生きる現代人には魅力的に映ります。

同じく天才と呼ばれるダビンチ(1452〜1519年)やピカソ(1881〜1973年)と比べて、絵画一本であったこと、そして38歳で早世したことからも、個人的にはよりヒロイックな印象です。何より、その光と闇のコントラスト、劇的照明効果による表現は、ルーベンス(1577〜1640年)、ヴェラスケス(1599〜1660年)、レンブラント(1606〜1669年)、フェルメール(1632〜1675年)などなど、超がつく一流画家たちに影響を与えました。そのスタイルに憧れた画家たちは〈カラヴァジェスキ〉と呼ばれています。

その天才カラヴァッジョの〈キリストの捕縛〉は、200年以上行方不明とされていた作品。しかも、1990年にアイルランドのダブリンで修道院に飾られていた時には、別人〈ホントホルスト(1592〜1656年)〉の、しかも複製画だと認識されていたそうです。1990年、優秀な絵画修復士との幸運な出会いによって、カラヴァッジョの作品と証明されました。

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