骨董品の魅力とは

こんにちは!初心者大歓迎の《骨董・美術品専門オークションサイト》サムライオークションスタッフ井戸です。

骨董品と聞くと馴染みがあまりないかもしれませんが、実はそこまで難しく考える必要はありません。今回は、骨董品の魅力についてや骨董品の楽しみ方について紹介します。

骨董品の魅力とは

骨董品と聞くと、少しハードルが高いように感じませんか?実際にはそこまで深く考えずにインテリア程度に考えてもOKです。どの骨董品が良いとか、高いから良いというわけではなく、あなたの主観で良いもの、気に入ったものを購入すると良いでしょう。魅力といっても、「人それぞれ」というのがあくまで前提ですが、

・全て一点ものである

・しっかりとした作り、素材が良い

・現代とは違うデザイン性

このあたりが共通として挙げられるのではないでしょうか。気軽に自宅に持ち込んでも意外とインテリアとしても良かったりするので、自宅の雰囲気も考えて気に入ったものを選ぶのが良いでしょう。

骨董品の楽しみ方

まずは、とにかく買ってみるという所から始めましょう。値段も安いものでOKです。買える範囲内で、直感的にこれいい!と感じたら思い切って購入してみましょう。購入したら、自宅へもっていき、配置を考えたり、使い方を考えて楽しみましょう。インテリアとしてもOKですし、実際に食卓に使ったり、草花を生けてみたりと、骨董品を暮らしに馴染ませるのも良いでしょう。

まとめ 骨董品を知らずにハードルの高いものと認識せずに、安い骨董品からでも気に入ったのがあれば思い切って購入してみましょう。意外とインテリアとしても機能するため、骨董品のある生活がやみつきになるかもしれませんよ!

骨董品の価格ってどうやって調べるの?

古着や中古品などであれば、街の古物買い取り店に行ったりオークションサイトなどで調べれば、おおよその買い取り相場は分かりますが、骨董品はどのよう調べるのでしょうか。同じように古物買い取り店に行けば教えてくれるのでしょうか。

そもそも骨董品って?

ここで、そもそもの話として骨董品は一般の中古品などとは違うのでしょうか。国ごとに微妙にニュアンスは違いますが、実は世界的な定義はWTO(世界貿易機関)でも定めており、製造された時点から100年を経過した手工芸品や工芸品・美術品などとされています。一方で、日本語では少し異なった意味も含まれており、国語辞典にはこのように書いてあります。

・美術的な価値や希少価値のある古美術品や小道具箱

・古いだけで実際の役には立たなくなったもの

これらを要約すると、古く実際の役には立たないが希少価値のある古美術品等を骨董品と呼ぶということが分かります。また、「古い」という定義については厳密に100年以上と決まっているわけではなく、実際には100年未満の古物でも骨董品と呼んでいる場合もあるようです。

骨董品の価格はどうやって決まるの? 骨董品は現在生産された流通する商品ではなく、ほとんどが一点物のため定価というものが存在しません。あくまで取り扱い業者間で形成された相場価格がおよその価格となります。そのため、一般の人が骨董品の価格を調べることは非常に困難で、経験や知識を持つ専門家に頼むのが一番確実と言えそうです。

【想像力をかきたてる静謐な世界《ハマスホイとデンマーク絵画展》】

こんにちは!《美術品・骨董品専門のオークションサイト》サムライオークションです。

1月21日から、東京都美術館で《ハマスホイとデンマーク絵画》展がはじまりました。デンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916年)。室内風景画が多く、フェルメールと共通の雰囲気を感じますが、色彩はグレーを基調色として抑制されたモノトーンに近い作品が多く、画面からは静かな時間が滲み出てくるようです。前回、2008年の展覧会でその作品世界に触れ、ひと目で魅了された作家です。

美術作品の楽しみ方は人それぞれですが、多くの方はその作品の中に何らかのストーリー・世界観を見出し、鑑賞者それぞれの感受性や経験に応じた空想の世界に遊べることに魅力を感じるのではないでしょうか。

絵画でも書画でも音楽でも、そのあたりは同じように感じます。その空想世界へ引き込む想起力の強度が、作品の持つ力を図る一つの指標になると思います。ハマスホイの絵には、強いストーリー喚起力があり、想像力の触媒としてのパワーの大きさを感じます。

サムライオークションにも、想像力を刺激される作品が数々出品されています。

▼棟方志功の《鬼ごっこ》は、ユニークな赤鬼の描写に微笑んだり…(出品者:マサレオsuZuki)

▼谷文晁のシックな《龍虎図》から、その描かれた時代背景を考えたり… (出品者:マサレオsuZuki)

時空を越えた空想の世界で過ごす時間は、きっと皆さんの日常生活にも何らかの良い刺激となり、新しいアイデアのヒントを与えてくれるかもしれません。

美術ファンの皆さま! 空想世界への旅は、ぜひサムライオークションの作品からお楽しみください!

【『佐竹本三十六歌仙絵』で実感! 塞翁が馬】

こんにちは! 初心者大歓迎の《古美術専門オークションサイト》サムライオークションです。

京都国立博物館で開かれていた『佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』展。NHKをはじめ多くの美術番組でも取り上げられたこともあってか、大変な盛況のうちに閉幕しました。

重要文化財『佐竹本三十六歌仙絵』は、鎌倉時代の絵巻物。当時、歌人の肖像画と読んだ和歌をセットにした歌仙絵が流行っていたそうですが、その中の最高傑作とされています。確かに描かれている歌人たちは表情豊かで、そのポージングは動きを感じるほどに高い表現力を感じます。

本来上下2巻の絵巻物は、巻物のままで残っていれば間違いなく国宝となっていた貴重な作品。それが今から100年前の大正8年(1919年)に、一歌仙ずつに切断されてしまいました。経営に行き詰まった実業家が売却するために切断したのです。

どうやら単独で一巻を購入できる相手が見つからなかったためのようです。その蛮行を知った当時の経済界の主要人物が共同購入をし、抽選で自分の購入する歌仙絵を決めてバラバラに所有されることになりました。

この切断事件が伝説となり、逆にその価値は高まり、それぞれ家宝として大切に保管されることに…。そして所有者がバラバラになったことによって、結果的にそのほとんどが戦火を逃れ、今に至るということです。

もうひとつ、バラバラにされたことの幸いは、それぞれの歌仙絵がおそらく当時一流の表具師によって掛軸に仕立てられたこと。それぞれの絵に合わせてあつらえられた表具は大変に美しいものです。

まさに人生万事塞翁が馬。巻物のままに埋もれてしまうよりも、36幅の掛軸になった方が、36倍に楽しが広がったと前向きに解釈したいところですね。 サムライオークションも、古美術ファンの楽しみを倍増できるサイト運営を目指していきます!

【古い掛け軸が活かせるリビング】

こんにちは! 骨董・古美術ファンの味方《古美術専門オークションサイト》サムライオークションです。

日本家屋には、基本的に床の間つきの和室があり、季節に応じた掛け軸がかけられる、そんな暮らしが確かにありました。

現在販売されている住宅は、マンションはいうにおよばず、戸建て住宅でも和室の比重が減って床の間はなくなり、さらに家族団らんという言葉も死語のようで、夕飯後には家族それぞれが個別に時間を過ごすご家庭が多くなっているようです。

昔の和風建築が良かったとかそのような話題ではなく、やはり骨董・古美術の持つ力がどのように活かせるかと、そんなテーマについて考えてみたいのです。

確かに住まいのカタチが人間関係におよぼす影響は大きく、個室ができれば個人で過ごす時間が多くなりますし、床の間がなくなれば花器を置いたり、掛け軸を飾ったりするレギュラースペースはなくなります。デザイン性の高い現代的な欧風リビングになれば、なかなか日本画や掛け軸を飾るという発想にもなりにくいのもわかります。

それでも、少し視点を変えて考えていただきたいのですが、現代的な明るいリビングだからこそ古い時代の掛け軸が活きる、そんな空間演出が可能なのではないでしょうか。

確かに、古びた木造の日本家屋の床の間に飾って、しっくりくる掛け軸というのも難しいですし、なかなか素敵には見えないと思います。古びた住まいに古びたものを飾るだけでは気持ちの良い雰囲気にはならないですし、むしろみすぼらしい印象になってしまう可能性が高そうです。

最新のデザインマンションのリビングにこそ、古びた浮世絵、あるいは表具を少しアレンジした掛け軸、日本画、書画などをワンポイントで飾ってみれば、おしゃれな印象のお部屋になるのではないでしょうか。 サムライオークションでは、個性的な書画・掛け軸もたくさん出品されています。お値打ち品も多いので、ぜひ一度、ゆっくりサムライオークションをのぞいてみてください。

【古美術品のビジネスへの活用はいかがでしょうか?】

こんにちは! 今年も残すところあとひと月になってしまいました。初心者大歓迎の《古美術専門オークションサイト》サムライオークションです。

そんなそろそろ年末のタイミングで、骨董・古美術ビギナーの皆さんへご提案したいのが、古美術品のビジネスへの活用です。

わかりやすいところでは、飲食系、理美容系、販売系など、店舗を使って商売をしている皆さまのお店に、版画や絵画を飾ってみるということ。備前の一輪挿しにお花を生けて飾ってみたり、バーカウンターの後ろにおしゃれな古伊万里のお皿があっても個性的なお店の雰囲気が演出できるのではないでしょうか。

和風の店舗ではなくても、表具を工夫した掛け軸を使って、和モダンなテイストを取り入れるなどいろいろ考えられますね。サムライオークションのサイトをご覧になっていただけばおわかりいただけるとおり、骨董・古美術品は程度の良いものであってもかなりお手頃な価格で入手できる作品ばかりです。また、ビジネスにご活用になるのであれば、経費での処理も当然可能です。

センスで勝負している経営者の皆さまであれば、キラリと光る個性を演出できる、量産品にはない特別な一品が必ずあります。お食事あとのくつろぎ時間などに、サムライオークションのサイトをゆっくりご覧になってみませんか? 

お金をかけずに、柔軟な発想とアイデアで個性的な店舗演出を! サムライオークションは、販売強化を目指す経営者の皆さまへ、骨董・古美術品の力でお役に立ちたいと願っております!