白倉嘉入(二峰)

(1896-1974)しらくら かにゅう

明治29年新発田市生まれ。名は欣一郎。初号は二峰。はじめ服部五老に南画を学び、大正元年に石井柏亭に水彩画を学び、翌年の第7回文展洋画部門に入選し、同年の大正博覧会洋画部では褒状を受けた。しかしその後、大正8年に田近竹邨に師事して南画に転じ、同年の第1回帝展で日本画部に入選した。大正15年から小室翠雲門下となり、第11回帝展、第15回帝展で特選となり、のちに審査員になった。また、日本南画院創立の際には同人となり、日本南画院展や大東南宗院展で審査員をつとめた。昭和49年、78歳で死去した。


商品:肉筆 山水図 絹本 共箱

表具:(約)209㎝×50㎝

本紙:(約)144㎝×36㎝



管理番号:E 799ー12