<商品説明>
江戸時代前期の二代、田代清治右衛門の相馬駒焼お茶碗です。
駒の絵は狩野尚信が二代作のお茶碗に
相馬公の求めで30数個絵付けをしたことが始まりと伝えられて
田代家では代々狩野派の駒絵を学んだことも伝わっております。
相馬駒焼きは江戸時代前期より相馬藩の御止め窯とされ
一子相伝で平成時代まで十五代続いた東日本では最古の窯です。
幕末に十一代が法橋に任ぜられてから 法橋と田代の陶印を用いておりますが、それ以前は全て無印です。
江戸時代中期に民窯の大堀相馬焼が続いておりますが、
駒焼には本金の使用が許される等民窯との違いが多かったようです。
当時から作品数も少なく今では大変珍しい、貴重なお品と思います。
全体的に直しがあり、状態はよくありません。
画像でご確認ください。
時代の参考品です。
口径14から13.5 高さ9㎝位
大ぶりの良いお茶碗です。
古い物にご理解のある方、よろしくお願いいたします。